【交換】ディスクローターを160mmから140mmに交換しました
BIANCHI SPRINT DISCの標準ディスクローターは、フロント/リアともに160mmが付いています。
軽量化(見た目←こちらがメインだったり)のため、リアのディスクローターを160mmから140mmに交換します。
■ディスクローター購入
ULTEGRAグレードのディスクローター型番「RT-MT800」を購入しました。
記事を書いた時点(2023/10)での最新は「RT-CL800」であり、購入したものは一つ前の型(以前はマウンテンバイク用途だった気がしますが)になりますが、RT-MT800のほうが軽いため、軽量化目的から軽いほうを購入です。
平均重量(SHIMANO公式HPより)
140mm | 160mm | |
RT-CL800 | 97g | 114g |
RT-MT800 | 88g | 108g |
僅かな重量差ですが、少しでも軽いものを。。。
実測「RT-MT800」は88gでスペックどおり、交換前のローター(SM-RT70)は125gになってました。
左160mm、右140mmです。外箱は一緒のサイズでした。
中には、ディスクローターとセンターロックが入っています。
ちなみに、交換前の標準ディスクローター105グレード「SM-RT70」です。
■ディスクローター交換
ロードバイクを逆さにして、ホイールを取り外してブレーキキャリパーを取り外します。
ブレーキキャリパーをフレームから外すとき、ボルト脱落防止用のクリップを先に外しておきます。(写真の赤丸箇所)
フレームからブレーキキャリパーを外したあと、今度はキャリパーからスペーサーを取り外します。スペーサーはボルト2個でとまっています。(写真の赤丸箇所)
このスペーサーを外すことにより、使用するディスクローターを160mmから140mmに換装します。(リアの場合)
次にホイールに付いているディスクローターを交換します。
160mmのディスクローターを外し、140mmを取り付けます。
見た目スリムになりました。
ホイールを取り付ける前にブレーキパッドを外して、ピストンを押し込んでおきます。(写真の赤丸箇所)
なお、ディスクローター交換にあたり、事前にBIANCHIショップに問い合わせしたところ、ブレーキキャリパーを固定するボルトについていた銀色のスペーサー(写真の青丸箇所)は、140mmにするときは外してくださいとのことでしたが、私の場合、銀色スペーサーを外すと固定ボルトが奥まで入らなかったので、銀色スペーサーは付けたままブレーキキャリパーを固定しました。
ブレーキキャリパーのスペーサーと取付ボルトを合わせた重量は16gでした。
ディスクローター160mmから140mmに交換した際の重量差は37gだったので、合計53gの軽量化になりました。
交換完了!
■ディスクローター140mmインプレ
さっそく実走したところ、平坦だったこともありブレーキングに違和感はありませんでした。
ただ、100mほどの少し勾配がある下り坂で、坂を下りきったところに信号があり、下っていると信号が赤になったので、いつものように(この頃にはローターを変えたことは頭になく・・・)リアブレーキからブレーキをかけると、「あれっ!?」いつものように止まらないという違和感を感じました。
このあとも、下り坂がいくつかありましたが、違和感があったのは1回だけ。私のような素人には気にするようなレベルではなかったのかと思います。
その後、行き慣れた場所へヒルクライムした後、ダウンヒル(距離3.6km、平均勾配-7%)をしましたが、この頃には慣れてしまったようで、ブレーキで特に気になるようなことはなかったです。
さすがに富士ヒルみたいな24kmずっとダウンヒルとなると、ブレーキングに影響があるかと思いますが、普段使いであれば気にするようなことは無い(私の場合)ことが分かりました。
今後も軽量化目的でリアのディスクローターは140mmにしようと思います。
※ただし、ブレーキ性能は確実に低下します。交換の際は自己責任でお願いします